子供が何らかのきっかけで、それまでよりもオンラインゲームに没頭する時間が増えると「もしかしてうちの子オンラインゲーム依存症なのでは・・・?」
と不安が高まりついついググってしまい、悲しい話やかつてゲーム中毒だった人の話を読んで暗い気分になってしまうようなこと、ゲーム好き男子の母なら一度は経験済みなのではないでしょうか?
まず、暗いのダメです笑 何の解決にもならん。
かと言って、リアルのママ友に相談しても、その家庭の状況や子供の性質でケースバイケースだから、いまいち自分の不安解消になるような答えって返ってきませんよね。
管理人が不安マックスだった頃、ある二人のゲームオーソリティを知り、かなり不安は杞憂になったので、そのお話をシェアいたしますね。
いとこに言われた「うざいよ」の一言。やしろあずき先生の母がすごすぎて
受験が終わり、子供が解放感からゲームを1日7時間は毎日する日々が続き、受験終わったら好きなだけやればと言ったものの、勝手に不安が募ったのは誰でもない私です。
ある日、いとこと会う約束をしていてお茶しながらことの顛末を話し、「どうしたらいいだろう、やりすぎだからやめてほしい。」と従姉妹に言いました。すると・・一瞬間を置いて従姉妹は
と言われました笑
「受験のとき、我慢してたんでしょ?で、高校も合格したんでしょ?今春休みなんでしょ?一体何が不安なの?やることやったんだからやらせてあげればいいのに。そんなこと子供が言われたら、ハッキリ言ってうざいよ・・・」
「あとさ、違う視点・・そうそうやしろあずきさんのマンガ知ってる?ネットで見れるんだけど・・
お母さんがすごくてさ、ゲーマーなのよ。それが最初は子供のゲームを時間制限してたみたいだけど、自分がやったらハマって、子供とやってる話がすごく面白くて。子供が楽しんでるものを自分も楽しんで見たら?会話も増えるんじゃない?
で、素直wな私は見たんですけどすっかりハマりましたゲーミングババア笑
母親とゲームとボイスチャットの話https://t.co/yCmCUYTilp pic.twitter.com/VhwafnYlve
— やしろあずき@新書発売中 (@yashi09) July 25, 2018
Twitter↑にやしろさんのブログ記事がリンクされているので、詳細が読めます
すごい破壊力・・・!!
しかもゲーマーキッズがババアのペースにすっかり飲まれてむしろ最終的に仲良くなってしまうんですよ
母親とゲームと暴言メッセージの話https://t.co/ctGeDQciTn pic.twitter.com/ijwXHvbpW5
— やしろあずき@新書発売中 (@yashi09) July 27, 2018
不登校と思われるゲーマーキッズがババアとの交流を経て一歩踏み出すあたりは涙さえ誘う・・!この回、神回ですね・・・↓↓
暴言を吐いてくる人と向き合って仲良くなるという技は母親に教わりました。母に感謝。
— やしろあずき@新書発売中 (@yashi09) January 6, 2022
母親とゲームと暴言メッセージの話https://t.co/O2rah54JH2
子供と向き合うの本当の意味は、ゲームやめさせて勉強させるのではなくて、一緒に心から同じゲームを楽しむことなんだと思いました。
私もゲーム一緒にやりたいって思ったのですが、毎日の生活に忙殺されてて一緒にまだやったことありません。一緒にやろうなんて言ったら子供はビックリして引くと思うけど多分喜ぶような気もしてる。
やしろあずきさんのお母さんは、子供にとって理想的なお母さんなんだろうなと思っています。
もう一人のゲームオーソリティーは、精神科医の関 正樹先生をご紹介します。
関 正樹先生が語るオンラインゲーム依存レベル、大人が子どもに誇れるほど好きな活動があるか?
関先生は、オンラインゲーム、子供などのキーワードで検索すると文章や、対談がヒットする、自らもゲーマーな児童精神科医です。
児童精神科医。 福井医科大学医学部卒業後、岐阜大学医学部付属病院、土岐市立総合病院 精神科を経て、現在は大湫病院に勤務。 岐阜県東濃地方の地域の児童精神科医として、発達障害や不登校の診療にあたるとともに、 地域における発達障害の啓発活動や療育施設の座談会などに出席し、家族支援を行っている。
https://www.note.kanekoshobo.co.jp/n/n225b24a4679a
以下の文章の中でもおっしゃられていますが、オンラインゲーム依存のレベルですが
ゲーム依存症というのはゲームのコントロール障害があり、他の日常生活よりゲームが最優先な生活となっており、問題が起こってもゲームを継続する状態がある程度の期間以上続いており、社会機能上の障害がある状態を言い、行動の嗜癖
であり、ほとんどのお子さんは健全なゲーマーだそうです。
以下の記事は、関先生の考えがよく伝わってくる文章です。ゲーマーキッズを持つ全ての母に読んで欲しいです。
子どもの人間関係においては少しシビアなところもあり、その話題を全く知らない他者に対して、その話題について一から説明することを面倒くさがるところがあります。したがって、その話題についての基礎知識もなく会話の輪に入っていくのは、子どもにとってなかなか難しいのです。中略 流行などを全く知らずに子ども世界を生き抜いていくのは、周囲の大人が思うよりもずっと難しいものなのです。
https://www.note.kanekoshobo.co.jp/n/n225b24a4679a
そのような前提のもと、保護者は子供が何を楽しんでいるのかぐらいはしるべきだし、子供がゲームをすることに寛容であることが、ひいては子供が大人になり新しい世界を見つけていくきっかけになるのだとおっしゃっています。
また、人には趣味趣向があり、ゲームをやめさせるために工作や料理を勧める・・などは、競争好きな子供にとっては興味もなく無理があるし、子供に別な趣味を勧める前に、大人が子供に言えるほど夢中になれる趣味があるのか?という問いかけもされています。
子供にとっての第三の居場所、学校でもなく家庭でもない大切な場所、その場所を尊重し、親は興味を持って近づき子供にとってそこは大事な場所なのだと心から思うことが何よりも大切なことなのだそうです。
やしろあずきさんのゲーミングババアことお母様と、関正樹先生の言葉があれば、ゲーマーキッズの母は何にも悩むことなどないのです♪
コメント